本日は【週一ベンチャー日記第2話】のご案内です。
現役美容師がIT企業で働いてみて最も衝撃を受けたこと。
ホントに思い込みの中で生きているのだなと実感しました。
第1話はこちら▶︎美容師がITベンチャーで働いたところ、サッカーで例えられることが判明した話。
本日はコチラ
1.「まじっすか?パソコンしか無いです」
それは週1回で新宿に通うことも、仕事にも少しずつ慣れてきた頃でした。
初めの頃は、ある程度最初から用意されていたモノを黙々とWEBページにアップする。アプリにバグが無いかチェックする。まずはこういった「作業自体に慣れる」ということから始めていたわけです。
で、僕が主に担当しているのはアプリ内の【よくある質問】というQ&Aページ。
⬇︎こういうページ
(⬆︎日々項目が増殖しているのです。)
そして割と早い段階で代表のズマさんから
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”zuma.jpg” name=”代表”]愛澤さんそろそろこのページ、最初から作ってみようか。 [/chat]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”naoto.jpg” name=”愛澤”] 最初からですか!しょ・・承知しました・・![/chat]
「最初から作る。むむむ。まあまずやってみるか。」
最初からつくるということは、まず初めに企画を起こすことが鉄則なのですが、当時はそんなことを知るわけもなく(笑)
とりあえずパソコンに向かってみて始めてみるものの
まぁ〜〜これが時間のかかること。
そんな状況を見かねたのか、ズマさんは言いました。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”zuma.jpg” name=”代表”]いやいや愛澤さん。まずは方向性の確認をしなきゃいけないから、紙とペンで企画書つくってみて。 [/chat]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”naoto.jpg” name=”愛澤”] へ?紙とペンで企画書ですか?パ、パソコンは・・?[/chat]
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”zuma.jpg” name=”代表”]そうそう。作ったものが間違ってたらまたやり直しでしょ。絶対にその方が早いし間違いないからやってみて。 [/chat]
(俺今日パソコンしか持ってきてねえ・・・)
[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”naoto.jpg” name=”愛澤”] あ、あのう・・紙を貸していただけますか・・。[/chat]
「え??ITの仕事って紙とペン使うの????まじで?」
だってほら
ITの仕事=パソコンで永遠にパチパチして腰・肩・首にバンテリンを塗る仕事
完全にこれだと思い込んでいたので、アナログ作業のそれはかなりの衝撃だったです。
2.紙とペンから始める仕事
そして僕も例に漏れず紙とペンを使って企画を始めるわけですが
この、よくある質問って実際のユーザー様からいただいた声とか、新機能が実装されるたびに「これはあった方がいいよね!」ということを先回りしたりして作るのです。
ここで大事になるのが
『これに対してユーザーはどういう体験をするのか??』(この言葉はもう5,000回くらい聞いている実感)
この視点が超重要になってくるのです。
こういう視点を頭に入れながら企画を起こして、まずは直近の上司に相談。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”naoto.jpg” name=”愛澤”]ミッチーさんこれ、ここがこうで、これだからこうで・・ [/chat][speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”imai.png” name=”今井”] ふむふむ。なるほど。OKっす!ここ大事なとこなんで、一回ズマさんに確認とりましょう![/chat]
特に大事な内容はそのまま代表に確認をとります。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”naoto.jpg” name=”愛澤”]ズマさん、企画できたの確認おねがいします・・! [/chat]
そして、ここで答えは大体2パターンに分かれます。
まずは正解なパターン
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”zuma.jpg” name=”代表”]うん!ばっちりじゃないですか!これでいきましょう。[/chat]
正解にたどり着けた時はもちろん、自然と笑みとガッツポーズが出ます。
そして出直してこいのパターン
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”zuma.jpg” name=”代表”]ん?これってユーザーにとってどういう体験なの? [/chat]
この場合はこの後、頭から煙が出るほど考えぬきます。
「こ、これかぁ〜〜〜!!!!これがIT企業かぁ〜〜〜!!!」
この【ユーザー体験】という視点。
これの意味することが最初はあまり理解ができず、ボツ案の企画を大量生産してしまっていました…(苦笑)
(⬆︎実際のボツ企画書。代表が作る企画書はもっと洗練されていて分りやすい。もうメーカーかなんかが作った説明書かよってくらい。てか社長ほんとに同じ美容師ですか?ってくらい)
まあ、どちらのパターンにせよ圧倒的成長をしているのは間違いないのです。(どや)
3.やってみてわかる重要性
しかし最近は、必ず頭に浮かぶイメージをまず紙に書き出して
- この人は何で困っているのか
- どんなワードをどこにどう配置するのか。
- 解決ではなく説明になってないか
- カスタマーサクセスできるのか
こんなことを考えながら、企画するようにしています。
「たかだかよくある質問でしょ?」って思われたらそこまでなのですが
こういうことを踏まえながら作っていくことで、もっと良いサービスが提供できると今は確信しているのです。
僕自身、働きかながら学ばさせて頂いているという感覚です。(ありがたやぁ・・)
さてさて第2話はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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